ダイインクは水で滲んだり、光で変色しやすいと聞きました。
今日は、その証拠写真をお見せします。
8月31日に公園の管理事務所に置かせて頂いたこちらのタグ。
1か月ちょっとの間にこうなりました。
インクはスタンピン・アップのタンジェロ・ツイスト。
表 |
元の色はどんなだったかというと、
こちら、たまたま同じタグの裏面に同じ時捺していたものです。
上の写真と同じ時に、同じ条件で撮りました。
失敗したので没にしたのですが、こんな事で役立ってくれるなんて。
裏 |
ちなみに建物は、つい最近まで緑のカーテンが生い茂っていましたが
一面が日当たりの良いガラス張り。
紫外線の影響でしょうか。
色によって成分が違うので、全てのダイインクがこうなるわけではないと思います。
実際、同じ状態で展示していた他の色は、ほとんど変わっていませんでした。
褪色しやすい色って何だろう。。調べてみたいと思います。
ご訪問ありがとうございました。

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赤色系のダイインクは退色しやすいですよ〜。赤色染料はアゾ化合物が多いのですが、紫外線により分解してしまうという特徴があるのです。赤色顔料の酸化鉄(Ⅲ)は紫外線の影響を受けないので、ピグメントインクは退色しにくいそうですよ。
返信削除Emilyさま、コメントありがとうございます!専門的な情報をありがとうございます。アゾ化合物ですか~理系音痴なので、聞き慣れない名前を聞くだけでゾクゾクします(笑)
削除日本の市場は朱肉文化の影響もあってか、今でもピグメントインクが主流なんです。発色やお掃除のしやすさから最近はダイインクしか使わなくなりましたが、どちらにも一長一短があるということですね。
Emilyさんのブログ更新も楽しみにしていますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。
退色とは違いますが、気温がとっても低いと発色が悪くなる色があります。
返信削除私のクラフトルーム、冬は極寒になるんですが、暖房が苦手であまりつけないようにしているのですが、この前の冬にスタンプした時、発色の悪い色がありました。私の思い違いなのか、今度の冬1番寒い2月頃試してみたいと思っています。
えええ゛~っ、それはまた新しい!!ダイインクは水分が多いので寒さの影響も受けやすいでしょうね。凍らずとも、分子の動きが悪くなったりしそうな気がします。興味深いテーマ、結果を楽しみにしています。
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